2025年秋以降放送の朝ドラ「ばけばけ」に出演しているトミー・バストウさん
トミー・バストウさんはどのようにして日本文化に魅了されたのでしょうか?また、日本語をマスターするためにどのような努力をしてきたのでしょうか?
そこで今回の記事では
- トミー・バストウの日本文化への魅了
- トミー・バストウの日本語習得への努力
- 「SHOGUN」出演から朝ドラ「ばけばけ」へ
主にこの3つに迫っていきます。
トミー・バストウさんは幼少期から黒澤明監督の作品に魅せられ、日本文化に強い興味を持ちました。その後、約10年間の独学と学校での勉強を経て、日本語を習得しています。
ぜひ最後まで読んでいってください!
それでは、早速本題に入っていきましょう!
トーマスバトウの日本文化への魅了

トミー・バストウさんの日本文化への興味はどのようにして始まったのでしょうか?
トミー・バストウさんは幼少期に父親から黒澤明監督の作品を見せられ、日本文化に魅了されました。
トミー・バストウさんの日本文化への興味は、幼い頃の体験から始まりました。彼は複数のインタビューで、父親が黒澤明監督の作品を見せてくれたことがきっかけだと語っています。
──もともと、日本語を学ぼうと思ったきっかけはなんだったんですか?
トミー:小さい頃に、父が世界中のいろいろな映画を見せてくれたんです。その中に、日本の“(日本語で)黄金時代”の作品があって、黒澤映画に惹かれたんです。日本の古い映画や文化にハマったのは、それがきっかけです。それから、武士道や、そういった威厳についても魅了されるようになりました。
引用:THE RIVER
特に印象的だったのは、日本を代表する俳優である三船敏郎さんの存在だったそうです。トミー・バストウさんは「三船敏郎が好き」と率直に語り、その演技に強く惹かれたことがうかがえます。
日本が好きになったきっかけは、黒澤明監督の映画を見てから。「黒澤明監督が好き」といい、好きな俳優を問われると「三船敏郎さんが好き」と答えた。
引用:スポニチ
さらに、日本の伝統的な価値観である”武士道”にも強い関心を示しています。この武士道への興味は、日本文化の奥深さや精神性に魅了された証とも言えるでしょう。
黒澤明監督の作品、三船敏郎さんの演技、そして武士道の精神。これらが融合して、トミー・バストウさんの中で日本文化への強い情熱が芽生えたのです。
トミー・バストウさんの日本文化への愛着は、単なる一時的な興味ではなく、深く根付いたものだと感じます。
トミー・バストウの日本語習得への努力

トミー・バストウさんはどのようにして日本語を習得したのでしょうか?その努力の過程が気になります。
トミー・バストウさんは約10年間、独学と日本語学校での学習を通じて日本語を習得しました。
トミー・バストウさんの日本語習得への道のりは、決して平坦なものではありませんでした。彼は約10年もの間、独学で日本語を学び続けました。この期間、彼の日本語への情熱と努力は並々ならぬものだったことがうかがえます。
Instagramに投稿されている動画でのインタビューでは日本語のことについて話していますが、とても努力家なことが分かります!
さらに、日本に帰国した後も、彼の学習への意欲は衰えることはありませんでした。日本語学校に通い続け、より深い言語理解と運用能力の向上に励んでいます。
トミーは日本語を独学で10年ほど勉強しており「皆さん、はじめまして。勉強中のトミーです。よろしくお願いします」と流ちょうにあいさつした。
引用:日刊スポーツ
注目すべきは、撮影時の彼の姿勢です。トミー・バストウさんは、撮影の合間を縫って1日8時間もの日本語学習を行っていたそうです。この徹底した学習態度は、彼の日本語習得への強い決意を物語っていますね。


独学、日本語学校での学習、そして撮影中の猛勉強。トミー・バストウさんの日本語習得への道のりは、まさに努力の結晶と言えるでしょう。
トミー・バストウさんの日本語習得への努力は、語学学習に取り組む多くの人々にとって大きな励みになると思います。
「SHOGUN」出演から朝ドラ「ばけばけ」へ

トミー・バストウさんの日本での俳優活動は、どのように始まり、朝ドラ出演までどのような道のりを歩んだのでしょうか?
トミー・バストウさんは「SHOGUN」での成功を経て、NHK朝ドラ「ばけばけ」のオーディションに合格し、日本での本格的な俳優活動をスタートさせました。
トミー・バストウさんの日本での俳優活動は、2024年の海外ドラマ「SHOGUN」への出演から本格的に始まりました。この作品で、彼はマルティン・アルヴィト司祭役を演じ、英語と日本語の両方を使う難しい役に挑戦しました。

この経験は、トミー・バストウさんにとって大きなターニングポイントとなりました。「SHOGUN」の成功により、彼は全世界から注目を集めることになったのです。さらに、この作品のプレミアイベントや会見で、彼は「日本で働きたい」という強い意志を表明しました。
トミー・バストウさん
引用:NHK
「日本でも俳優として働きたいと、長い間思っていました。『SHOGUN 将軍』の共演者からオーディションの話を聞いて、絶対出たいと思い行動に移しました」
そして、その願いが現実となったのが、2025年秋以降に放送されるNHK朝ドラ『ばけばけ』への出演です。1767人もの応募者の中から、小泉八雲をモデルとしたヘブン役に選ばれたのです。
ドラマ「SHOGUN 将軍」のマルティン・アルヴィト司祭役で知られるバストウは、候補者1767人の中からオーディションを勝ち抜いてヘブン役を射止めた。
引用:映画ナタリー
「SHOGUN」での経験を糧に、トミー・バストウさんは日本の国民的ドラマである朝ドラに挑戦し、見事に役を勝ち取りました。これは彼の日本での俳優活動における大きな一歩と言えるでしょう。
トミー・バストウさんの挑戦心と努力が実を結び、日本での俳優としてのキャリアが着実に進展していることに感銘を受けます。
まとめ
トミー・バストウさんは、幼少期からの日本文化への深い愛着を原動力に、俳優として日本で活躍する道を切り開いてきました。
約10年にわたる独学と日本語学校での学習を通じて、彼は日本語を習得。その努力は撮影中も続き、1日8時間もの学習を行うほどでした。
「SHOGUN」での成功体験を経て、NHK朝ドラ「ばけばけ」への出演が決定。これにより、日本での本格的な俳優活動がスタートしました。
トミー・バストウさんの日本での挑戦は始まったばかりです。彼の今後の活躍に、ますます期待が高まります。
どうもありがとうございました。
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